糖尿病のリスクを抑えるには、血糖値の上昇が緩やかな食事が大事で、食物繊維を意識的に摂ることがポイントになります。
食物繊維が含まれ、血糖値が上がりにくい食品を選ぶ上で参考になるのが、グリセミックインデックスです。
グリセミックインデックスのGI値は数字が高い食品ほど短時間で血糖値が上がりやすく、逆に数字が低い食品は緩やかに血糖値が上がるのが特徴です。
このGI値が高い食品は、食物繊維が少なく糖質が多い食品に見られる傾向で、逆に果物や葉物野菜などは低い傾向にあります。
中でも全粒穀物は食物繊維が豊富な食品で、しかも2型糖尿病のリスクが大幅に減少することが、研究で確認されています。
つまり、全粒穀物を意識的に摂取することで、糖尿病リスクが下がる可能性があるわけです。