日本人の食卓にあがりやすい食材の一つに大豆があり、普段から納豆やお味噌汁、豆腐や大豆の煮物など様々な料理で食べる機会が多いという方は少なくありません。日本人にとって馴染み深い大豆には、食物性タンパク質や食物繊維、イソフラボンやミネラルといった栄養素が含まれていますが、この食材には肥満改善や脂質異常症、そして糖尿病予防に効果が高いとして注目されています。
これはイソフラボンを元に体内で作られる成分「エクオール」が大きく関係しており、2型糖尿病や脂質異常症といった代謝性疾患に有益な影響を及ぼすと考えられ、50~60代の閉経後の女性の肥満を改善したり更年期によるホットフラッシュが79%減少することも研究でわかっています。